横穴墓の保存について
横穴墓のほとんどは、第三紀の硬い砂岩層に掘り込まれています。この地層は加工しやすく一定の強度を保っていて、横穴墓を掘り込むのには適していますが、掘削後1200年以上も経過して、表面の風化や地下水の浸入などが進んでいるものもあります。当公園では、近年進歩した文化財の保存科学技術を利用して、A2・3号・B17・18横穴墓に、壁面にシリケート系強化剤を注入し、ひび割れはエポキシ系の樹脂で補修して、現状保存をはかっています。
A3号横穴墓群保存工事風景の写真
■A3号横穴墓群保存工事風景
横穴墓の壁面の写真
横穴墓の壁面にドリルで小さな穴をあけています。
強化剤を注入の写真
注射器を穴に設置し、強化剤を注入します。