NOGATA MUNICIPAL COAL MEMORIAL MUSEUM

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 石炭記念館本館は、筑豊石炭鉱業組合直方会議所として明治43年に建てられました。筑豊石炭鉱業組合(明治18年設立)は石炭産業最初の組合併合団体であり、かつ全国同業組合中最古の歴史と伝統をもっています。筑豊石炭鉱業組合直方会議所は、明治42年3月30日の組合総会で建設が決定し、翌43年8月に竣工、常議員会始め各種会議に使用されました。貝島太助、麻生太吉、許斐鷹介ら当時の炭鉱経営者達がここで激論を交わしたのでしょう。木造2階建、瓦葺き、延床面積は約286平方メートルで、入口にアーチを配した洋風建築です。側面の煙突や胴蛇腹(どうじゃばら)に近代的なデザインがみられます。室内に入ると天井のシャンデリアや階段の手すり、マントルピースなどにアンティークな趣きがあります。大正4年にはここに安全灯試験場が開設され、昭和13年にはこれを石炭爆発予防調査所と改称、爆発試験を行いました。 大正12年4月に同組合救護練習所を設置し、救護隊員養成と救命器使用訓練に組織的にとりくみました。この建物は事務所として用いられていたようで、記念館に所蔵されている日本最古の防毒マスクもここで用いられたものです。その後、戦時下に石炭統制会、九州石炭鉱業協会などの所属になり、昭和27年には九州炭鉱救護隊連盟が設立され、その直方練習所となりました。この時代の練習用模擬坑道は建物の裏側にあります。昭和44年に直方市に寄贈されて石炭記念館となり現在に至っています。
直方市石炭記念館 福岡県直方市大字直方692-4
TEL 0949-25-2243